日本国内のチョコレートを誰がつくって、どれだけ食べられてるのか
それを証明するために、啓蒙するために、このブログを書いているんですが
実際のところ「チョコレート生産量とか消費量ってどんな感じなんですかね?」
って聞かれた気がするので調べてみました。
チョコレートの製造、輸出入、消費量の推移
これを見て、はっきりとわかるのは
・国内生産量、輸出入、国内消費、すべての数字が右肩上がり
・国内消費の多くが国内生産によってまかなわれている
→つまり、輸入されたチョコレートよりも国産チョコレートを食べる人が圧倒的に多い
ということです。
・国内消費の多くが国内生産によってまかなわれている
→つまり、輸入されたチョコレートよりも国産チョコレートを食べる人が圧倒的に多い
ということです。
それでは、個別に見てみましょう。
日本国内でのチョコレート食べている量の推移
国内消費は1984年時点で 157,737トン(ひとりあたり1.31kg)
2014年には 253,578トン(ひとりあたり2.0kg)
つまり、この30年で消費量が1.6倍に増加しています。
1988年と、1999-2000年あたりの上昇率が高いようです。
つまり、この30年で消費量が1.6倍に増加しています。
1988年と、1999-2000年あたりの上昇率が高いようです。
あとは、リーマンショック後の2008-2010は消費量が減少しています。
ここ最近では、安定して消費量が上昇しているようですね。
カカオの健康効果も注目されるこことが多くなったので
ここ最近では、安定して消費量が上昇しているようですね。
カカオの健康効果も注目されるこことが多くなったので
2015年、2016年も順調な消費の伸びが見られそうです。
海外からチョコレート輸入している量の推移
輸入量は 1984年 5,223トン
2014年 27,657トン
この30年で5倍に増加しています。
1987-1988の輸入量に急上昇があったみたいですね。
ただし、その後1989-1991の3年連続で輸入量は減少し続けています。
その後、順調に増加を続け、2010-2012でさらに大きな伸びを見せています。
1987-1988の輸入量に急上昇があったみたいですね。
ただし、その後1989-1991の3年連続で輸入量は減少し続けています。
その後、順調に増加を続け、2010-2012でさらに大きな伸びを見せています。
日本国内でチョコレートつくっている量の推移
国内生産は 1984年 154,000トン
2014年 231,400トン
この30年で1.5倍の生産増加となっています。
一般消費や贈答品として、国内で流通する品数も確かに年々増えているイメージなので
一般消費や贈答品として、国内で流通する品数も確かに年々増えているイメージなので
消費者が小腹が空いた時にチョコレートを手に取る機会が増えたり
お土産でチョコレートのお菓子を選ぶことも増えたのかもしれませんね。
やはり、国内消費の大部分を国内生産でまかなっているため
最初の全数字の資料で見たとおり、国内生産の図とかたちが類似していますね。
日本から海外へチョコレート輸出している量の推移
最後に輸出ですが、 1984年 1,486トン
2014年 5,479トン
この30年で3.7倍の成長を見せています。
伸び率としては、高い水準にあります。
ただ、1980年代-1990年代は低迷しており
伸び始めたのは2000年にはいってからです。
2007-2009の時期はリーマン・ショックのせいか、マイナスとなっています。
なぜ2000年にはいってから輸出量が急激に伸びているのか
調べてみると面白そうです。
2014年の輸入量が27,657トン
輸出量が5,479トン
なので、輸入のほうが圧倒的に多いようですね。
これらの数字を省みたときに、不思議に思うのは
これらの数字を省みたときに、不思議に思うのは
美味しいものが好き?な日本国民が国内消費を輸入ではなく、
ほぼ国内生産でまかなえているのに
ほとんど輸出ができていないという事実かと思います。
つまり、国内生産している商品が輸入するものに優っているはずなのではないか?
つまり、国内生産している商品が輸入するものに優っているはずなのではないか?
という仮説です。
もしかするとコストが見合わないのかもしれません。
製造と消費を同一国内で完了させるほうが企業にとっては
製造と消費を同一国内で完了させるほうが企業にとっては
物流-流通コストが抑えられますし、価格を抑えた商品じゃないと
消費者が手に取れないかもしれません。
また別の記事でチョコレートのコスト構造を調べてみまると答えが見えるかもしれませんね。
ではでは
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