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お菓子のセレクションボックスSweets Paletteを公開した経緯と今後

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パティシエさんのお菓子をセレクションしてオンライン販売するサービス Sweets Palette(スイーツパレット) をはじめたので、その経緯と今後の展開をブログに残しておきます。 今回、このサービスに協力いただいたパティシエのみなさま。短期間でいろんな人を巻き込みながらサービス公開まで進めてくれたチームにまずは感謝したいと思います。本当にありがとうございます。 そして、今回のサービスは公開することを優先したため「作り込み」という部分はまだまだであることは承知のうえで、サービスが持つ思想をお伝えできればと思いこのブログを書かせていただきます。 <概要> パティシエさんがつくる Bean to Bar の菓子を味わってほしい 店舗では伝えきれないことを伝えたい 労働する価値ではなく創造する価値に転換したい 今後の展開 パティシエさんがつくる Bean to Bar のお菓子を味わってほしい ぼくたちは昨年からインドネシアでカカオ農園開発を開始しました。もともと世界から低品質とみられているカカオ豆の品質を高品質に独自の手法で進化させようとしています。そして高品質なカカオ豆は、素材や最終製品の風味にこだわる職人さんとの相性がいいと思ったので、主にパティシエさんに訪問して営業活動などをさせてもらっています。 そして、思っていた以上にBean to Barの製法でチョコレートをつくるムーブメントは元来素材にこだわるパティシエさんも意識していて、自分たちでカカオ豆を仕入れて試行錯誤しながらチョコレート菓子をつくっているパティシエさんも増えていることがわかってきました。 ただ、チョコレート好きを自負する僕たちでさえその情報をちゃんと入手できてないことに課題を感じたのもあって、今回は職人さんがつくるBean to Barのお菓子を中心に、オンラインで販売するサービスを企画しました。 店舗では伝えきれないことを伝えたい パティシエさんといえば、洋風なお店を構えてキッチン工房が後方にあって綺麗なお菓子をディスプレイに並べて売るというスタイルが当たり前になっています。 しかし、その販売方法で伝えたいことが伝わるか?と疑問に感じました。人気店であれば、後ろに人が並んでいるのにじっくりと時間をかけて眺めるのも、忙しいスタッフの方