Bean to Barがつくる新しいチョコレートの文化


チョコレートはお好きですか?
嫌いな人はあまりいないとは思います。

ただ、甘いモノは太るといわれてチョコレートを控えている人も多いですよね。
でもそんな文化も今後は変わってしまうと僕は思っています。

最近、日本で流行を見せているのがBean to Bar。
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

最近ではコンビニなんかでも、明治チョコレートのパッケージに
Bean to Barって書いてあったりしますよね。

Bean to Bar は豆の選定から加工製造までのすべての工程を意味する


Bean to Bar は豆の選定からチョコレートに仕上げるまでの工程を一貫しておこなうことです。その製法でつくられたチョコレートは高品質、こだわりのある一品として、健康や食の安全、質の高い消費を気にする購買層に非常にウケの良い商品になっています。

Bean to Bar チョコレート人気の高まりはアメリカから


このBean to Bar の文化はアメリカでも、非常に人気を見せていて
”マストブラザーズ”、”ダンデライオンチョコレート”、”TCHO”などが有名です。
ダンデライオンチョコレートは最近、東京の蔵前にも初出店しました。

米国発のクラフトチョコ「ダンデライオン チョコレート」日本1号店が蔵前にオープン


僕も実際にサンフランシスコで有名なTCHO(チョー)というチョコレートを、お土産で頂いて食べました。たしかに、非常にカカオの風味が豊かで、フルーティなものやハイカカオのものなど、ひとつひとつにこだわりを感じて、ひとつの食体験としては楽しめるお土産でした。


(パッケージもお洒落なので、プレゼントにぴったりです)




アメリカ、日本、国を問わず激増するBean to Bar チョコレート


日本でも、Bean to Barチョコレートを販売する事業者が増えています。とくにミニマル(Minimal)という富ヶ谷にあるBean to Barチョコレートのお店が大人気で、銀座にも店舗を増やしています。
”ビーン トゥ バーの「ミニマル」が銀座へ--“製造途中のチョコ”を試食できる!”

数年前から、アメリカのbean to barチョコレートも激増しています。

”2007年、「クラフト・チョコレート」メーカーは10社に満たなかった。今日、その数は200近く、そのうち約60メーカーが「ビーントゥバー」を謳っている。”
”知られざるチョコレート産業界の闇”

Bean to Bar チョコレートと市販チョコレートの市場は異なるか?


こういったbean to bar チョコレートを取り巻く環境要因としては
・カカオの健康効果が謳われることが多くなった
・コーヒーの豆にこだわる文化の浸透
などが考えられます。

市販のチョコレートを消費するのと、Beat to barを購入するのとでは
購買層やシチュエーションが異なるかもしれません。
ビールも毎日クラフトビールを飲むわけではなく、特別な日などに飲みますよね。

ただ、コーヒーはコンビニでもしっかりとドリップされているものにこだわって飲む人が増えました。僕のまわりでは最近缶コーヒーやインスタントを飲んでいる人が格段に減りました。

チョコレートも市販されている普通のチョコレートを消費する文化から
こだわりの豆、こだわりの製法でつくられたチョコレートを消費する文化が根付く可能性があります。

僕も普段口にするものだからこだわりたいと思っているので
今後も人気はあがっていくと予想しています。

コメント

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